2025.04.06ブログ・料理コラム
味見のルール
お料理をする上で、と〜〜〜〜っても大切な「味見」
私がいつも思う事なのですが、
レシピになぜ味見をするタイミングが含まれていないのか。
例えば、肉じゃがの味見。
みりん、酒、醤油、砂糖などの調味料を入れたすぐ後に味見をするのと、
30分煮てから味見をするのと、
1時間煮てから味見をするのと、
翌日温めて味見をするの、
この4パターン全て同じ味になっている訳がない!
適した味見のタイミングは、30分煮てからと1時間煮てから。
冷めてから1割ほど味が染みて濃くなるので、9分くらいの濃度に抑えます。
そして、味見をする量と具のチョイス。
煮汁を味見する時に、ティースプーンにちょこ〜っとだけ味見をする方がいらっしゃいます。
お料理に慣れている人はそれでも全体像を想像できるのですが、
初心者の方はなかなか難しい。
味見というのは、
「食事をする時の1口」
で味見をしないと、判断が難しいのです。
食事の時にティースプーンにちょこ〜っとの量でいただくお料理なら問題ありません。
ですが、スプーンにガッツリ1杯口に運ぶお料理なのに、少ししか味見をしないと、
口に含む量が違う=塩分量も違う
という事になります。
すこーしで美味しいということは、ガッツリ口に含むとしょっぱい可能性が・・・。
具のチョイスも、ポイントがあります。
肉じゃがの中で一番味が染みているのが玉ねぎ。
そして、白滝とお肉。
例えば、玉ねぎだけ味見をした時と、白滝だけ味見をする時、
お肉や人参だけ味見をする時。
全て同じ味&塩分濃度な訳がない!
人参は味が入りずらいので、人参だけを食べたら薄いと思って味を濃くしてしまう。
お肉だけ食べたら、もう少し甘めが美味しいと思って砂糖を足してしまう。
玉ねぎだけ食べたら、味が濃いと思って水を入れて薄めてしまう。
正解の味見の仕方は、
甘みのある玉ねぎ、白滝、旨味のお肉を一緒に、
お食事サイズの1口量を味見することです。
そうすると、
役割をそれぞれ持っている食材たちが口の中でカミカミする事によって、
バランスが良くなり、美味しく感じるのです。
こんなに大切な事をレシピに盛り込まないなんて、
中級〜上級者向けのレシピ本しかないんのでは?
と思ってしまいます。
味の調整の仕方がわからない方、
何を作っても美味しく感じないけど何を足したらいいかわからない方、
この2つで悩んでいる人がどれだけいるか!
味見のルールをしっかり理解して適した味見をすると答えが見えてきます。
このような細かい情報をお話しできるのも、
マンツーマン料理教室でしかできません。
グループレッスンだと時間的にこんなにお話しできないからです。
一度深く理解すればこっちのもの!
一生その知識は使えます。
その場その場で習う料理より、
一生使える知識を学べる料理教室の方が、
結果コスパもタイパも良くないですか?
お料理上手になりたい方、
疑問を解決したい方、
是非レッスンにお越しください😊
1つずつ謎を解いていきましょう!
5月のゴールデンウィークも営業しています。
レッスンのお申し込みお待ちしております!
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