2024.11.25ブログ・料理コラム
大切なこと。「お袋の味」とは?
よくレッスンで私が生徒さんにお話しする事なのですが、
「ご本人が納得されているのなら、そのお料理で完成なのです」
はい・・・??ですよね。
えっと、
これもよく話す内容なのですが、
私は、家庭の事情である期間、ばーばのご飯で育ちました。
当時は知識もなく分からなかったけど、今思い返すと、
「あ〜この作り方間違えてるなー、これ、順番逆に入れてるなー」
など、、、
正しい作り方で作っている料理もあれば、
ばーばの独創性で作っている料理もあったりして、
もっと美味しく正しく作れたのかもしれないけど、
どれもばーばの味だし、私にとってはお袋の味なのです。
要するに、本人がそれでOKを出していれば、OKなのです。
ですが、そのお袋の味にはとっても大切なことがあります。
それは、
「自分が美味しいと感じる味のバランスを毎回貫くこと」
お袋の味って、なぜその言葉があるのか。
「お袋の味覚の味」なのです。
なので、毎回、いろんな人のレシピを作って、
塩分濃度も毎回違う、
食材の切り方もレシピ本の料理家によって違う、
濃かったり、薄かったり、軽かったり、重かったり、
それって、お袋何人いるんですか?笑
もちろん、いろいろなレシピを試すことはとっても良いこと。
ですが、
そのレシピを作って味見をした時に、
「少しこのレシピだと薄いな」と思ったら、調味料を足したり、
「ちょっとしょっぱいな」と感じたら、水を入れたり、
要は、自分が美味しく感じる味付けに調整するのです。
そうすると、どのレシピを作っても、
その人が美味しいと感じる味=その人の味覚の味=お袋の味
となるのです。
お袋いっぱいいても楽しいけど、
「これよこれ!実家帰ってきた感じするわ〜ほっとする」
とかないですよね。
今日はどのお袋のとこに帰りますか?
って、なっちゃうよ〜w
ほっとした味、作ろうじゃあーりませんか!
簡単です。
自分の味覚を信じること。
自分が美味しいと感じる料理を作る事。
それだけです。
是非、家庭の味、お袋の味を作りましょう!
ほっこりっていいものよ。
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