少しお料理からは脱線しますが、

音楽のことを書こうと思います。

 

音楽高校、音楽大学を卒業しているので、

７年間どっぷり勉強してきたのですが、

それはもう過酷な状況で、、、

 

毎週１時間ある専攻楽器（私はフルート）のレッスンでは、

よく吹けている箇所は褒めてもらえる可能性もありますが、

９割以上は、もちろんダメ出し。

自分の苦手なフレーズや吹けていない箇所はもちろん指摘され、

自分ができていると思っている箇所も、

先生からすると全くダメで怒られたり、

とにかく、自分がだめなところをコテンパンに言われます。

 

凹んでいる暇もなく、

指摘された事を少しでも克服し、

もっと上手くなれるように、自分と戦う。

 

２〜３ヶ月に１度以上は本番があるので、

そこでも、自分の演奏を録音して自分にダメ出し、

先生の講評もいただいてダメ出し。

 

そんな生活を７年間してきました。

 

そうすると、見えてくる事があるんです。

今がいくらダメでも、諦めずに取り組めば、必ず良くなる。

 

そして、私も今フルートレッスンをしていて思うのですが、

ダメ出しする、足りないところを伝えることって、簡単じゃない。

先生がいかに愛情を持って、自分に接し厳しいアドバイスをしてくださっていたか。

当時はあまり分からないものですが。

 

ダメな自分を知ることって、めっちゃ大切だと思っていて、

自分を評価し自己固定感を上げるのも良いと思いますが、

私なんかは、過酷な７年間で雑草のように叩かれてきたので、

そんな風に私に何かをアドバイスしてくれたり、

何か問題定義をしてくれたりする人の大切さ、貴重だなと感じます。

 

今は、友達同士でも、思ったことを相手に伝えなかったり、

陰で言ったり、そもそも自分以外に興味がなかったり、

すごくドライな関係性が多いなと感じます。

 

レッスンでも生徒さんが求める内容に沿ってですが、

単純に上手に作れた時は生徒さんに伝えますし、

上達もしていないのに無駄に褒めたりしないですし、

私はおだてたり、嘘を言ったり、絶対にしません。

でも、厳しいだけ、笑顔にもならないレッスンではなくて、

もっといい方向へ進む為のアドバイスを、

生徒さんそれぞれに合った表現の仕方で指導しています。

 

それが、私を頼ってレッスンに来てくださる生徒さんへの敬意だと思っています。

 

もちろん生徒さんにはたくさんレッスンにお越しいただきたいですが、

ちゃんと本心で話せる、本心で向き合えるレッスンを求めている生徒さんが、

相性がいいのかなと思います。

 

何が本当で何が嘘で何が本心か分からない世の中だからこそ、

本心で話す場は貴重だと思う価値観をご理解いただけたらとっても嬉しいです。

 

あ、レッスンは、結構楽しい雰囲気で行っておりますので笑

会話内容やコミュニケーションに偽りがないという話しです😆

 

優しさも、厳しさも、愛情です。

それを音楽でたっぷり学びました。

 

おこがましいですが、

生徒さんや私の友達、みんな幸せになって欲しいとずっと思っています。

そのお手伝いでしたら、喜んで！！

 

ちょっとよく分からない内容のブログになってしまいましたが、

腹割って話そうや〜という事でした。

 

おやすみなさいw