2024.03.13お悩み相談Q&A・ブログ・料理コラム
家庭料理の上達方法「1週間分の献立を作れるようになりましょう!」
1週間分の献立とは・・・?
1週間と言っても、
・朝食
・昼食orお弁当
・夕食
3回あるので、
7日間✖️3回=21回
これを自炊って、どれだけ大変なんだ!!( ;∀;)
と、思ってしまう事でしょう。
お料理初心者の方でしたら、
21回分の食事なんて想像もできないかもしれません。
少し外食やスーパーのお惣菜を買ったとしても、
おそらく最低7回(夕食のみ)は作るのかなと思います。
それでは、
どのように献立を組み立てていくか、
一緒にイメージを作ってみましょう!
1、献立の作り方(基本編)
献立作りのポイントは、
いかに食材を無駄にせず使い切るか。
もちろん、同じ料理がずーっと続いても楽しくないですよね。
なので、極論、同じ食材でも味だけでも変えれば良いという事になります。
例えば・・・
・月曜日
<朝>
ご飯、お味噌汁(豆腐・わかめ)、ハムエッグ、納豆、レタスとツナのサラダ
<昼>
エビとレタスのチャーハン、豆腐とネギの中華スープ
<夜>
ご飯、お味噌汁(えのきと油揚げ)、豚こまと野菜のオイスターソース炒め、
マグロとアボカドのわさび醤油和え、チョレギサラダ
ポイントは、
・豆腐を1回に半分づつ使ったり
・レタスをアレンジして使ったり
・簡単に作れるものと、時間がかかるもののバランスを取ったり
・野菜と肉や魚のタンパク質のバランスを考えたり
・和洋中いろいろな味付けのものを考えたり
・ツナやハムなどそのままでも簡単に食べられるものをプラスしたり
・満足度を考えてボリューム調整したり
こんな事を考えながら、献立を作っています。
これは簡単な3食の献立ですが、
お料理初心者の方からすると、大惨事です・・・😱
しかし、この3食の作り方をマスターし、
この作り方と似たようなメニューを作れば、
実は、具を変えたり味付けを変えたり応用するだけなので、
ハードルは下がるのです。
そのあたりを加味し、火曜日の献立いってみましょう!!
2、翌日の応用編
・火曜日
<朝>
ご飯、お味噌汁(わかめとネギ)、目玉焼き、納豆、レタスとハムのサラダ
<昼>
シーフードミックスでガーリックバターピラフ、余り野菜でコンソメスープ
<夜>
ご飯、お味噌汁(新玉ねぎと春キャベツ)、鶏もも肉と野菜のピリ辛照り焼き、
イカの柚子胡椒和え、アボカドとレタスとナッツのシーザーサラダ
ポイントは、
・前日に余った野菜を使う
・前日にわざと余らせておいた野菜を使って使える食材を増やす
・和洋中バラして飽きないようにする
・時間のかかるものとかからないものをバランス良くメニューに組み込む
などなど。
先ほどご紹介した月曜の献立にちょっと似てると思いましたか?
例えば、炒めものなら、具と味付けを変えたり、
サラダでもどの食材を合わせるかで印象を変えられたり、
食材の種類が多いから満足度が高かったりします。
そして、なんと言っても、
お料理の技術レベルは月曜も火曜もほぼ変わらないのです。
(めっちゃ変わるーと思った方、すみません😅)
もちろん、
使っている食材によっては時間長めに焼いたり、
蓋をして途中蒸したりしますが、
基本の調理工程はほぼ同じ。
あとは、
ドレッシングいろいろ買ってください笑
3、献立ルーティーンの嬉しい誤算
この月曜と火曜の感じで、他の曜日も献立を立てていくと、
ある事に気づきます。
「あれ?献立考えるの早くなってない?」
コングラッチュレーションヾ(@⌒ー⌒@)ノ
そうなんですよ、
昨日の残り食材を次の日に回しながら献立を作る。
これが慣れてくると、
「今日はネギがあるから豚肉とキムチと炒めよっと」
とか、
「豆腐の賞味期限今日までだから、麻婆豆腐作るか!」
とか、
「レタス余りそう・・・豚肉としゃぶしゃぶにするか!」
とか、
どんどん発想力が上がって、
食材を使い切るクセがいい意味で身についてきます。
この方法をやっていくと、
・食材を使い切る
・冷蔵庫の中をいつも把握している
・無駄がない=コスパがいい
・使い切れない量の野菜は1/2サイズで買う事を学ぶ
・飽きない味付けを探求する旅に出る
・調理法のバリエーションを広げる訓練を始める
・「美味しい!」と振る舞った相手に褒められる
・みんな健康になる
・みんな太り始める笑
・みんなご飯の時間にテーブルに集まる
・外食行く事が少なくなる
・みんなの胃袋をガッチリ掴む
・み〜んなハッピーになる
カロリーや肥満を気にするのであれば、
そういったヘルシーメニューに変えればいいですし、
便秘気味なら火が入ったお野菜たっぷりのスープや鍋を作ればいいですし、
家庭料理はその時に体が必要な栄養を「自分でコントロールできる事」が最大の魅力です。
4、恐怖!!料理が上達しない魔のループ
それはズバリ、
1品1品のお料理を60%の完成度で作り続ける事です。
要するに、
・こんなもんでいいか!と100%完璧を目指して作らない
・火の通し方も適当
・食材を余らせて捨てる
・ちゃんとやる時もあれば超美味しくない時もあり不安定
・毎回美味しく作ろうという努力が足りない
・自分の料理が美味しくないのを忙しいせいにする
・とにかく適当
・めんどくさくてレシピの工程を自分流にアレンジして失敗する
・食べれるけど、美味しくはない
・振る舞った相手から褒められない
この魔のループにハマってしまうと、
何が悪くて、何を直したら改善するのか迷宮入りしてしまいます。
・省いてしまった調味料はやっぱり入れるべきだったのか
・書いてある食材は合っているのか(鶏胸肉と鶏もも肉を間違えるとか)
・倍の時間加熱してしまった
・大さじ1杯をちゃんと計量したか覚えてない
・大さじって、普通のスプーンでよくない?
・グラムなんてめんどくさくて適当
60%で手抜きをして作ってしまうと、
定かではない箇所がめちゃくちゃ多い為、
どこを改善したら良いかもう分からなくなります。
そうなると、
その60%のお料理をアレンジするとして、
アレンジ料理の完成度、60%以上になる訳がないんですよね。
そして、料理が嫌いになる・・・・。😂
それだけは、避けたい!!!
嫌いにならないで〜〜〜〜〜〜〜〜😭
という事で、↓
5、魔のループから脱出する方法
という事は、
もうお分かりかと思いますが、
超簡単なレシピ1つ1つを超完璧に100%のクオリティーで作りまくる事です!!
誰に出しても自信を持って振る舞えるお料理って事ですね。
工程としては、
・切って混ぜるだけ
・鍋に入れて茹でて味付けするだけ
など、
切るものも少なく、調味料も少ない、計量も簡単なもの。
それを「美味しい!!」と感じ、
レシピを見なくても作れるくらいまで完成度を持っていきます。
その時はなかなか覚えられなくても、
10回・20回作れば絶対に覚えます!
そんなに何回も〜〜〜〜〜〜〜〜〜😱
おそらく、お料理は練習がいらないと思っている人が多いんですよね。
初めて作るのに、成功する可能性しか頭の中にないと、
失敗するとレシピのせいにしたり、イライラしたりするかもしれませんが、
お料理は「練習」が必要なんです。
初めて自転車に乗った瞬間から乗りこなせる人なんていないじゃないですか。
泳ぎ方練習しないで、優雅に泳げる人はいませんよね?
たまにいるかも笑
その人は天才です!
お料理は、
何度も同じレシピを作って作って作りまくって覚えて初めて習得できた事になります。
そして、
その為には、
1つ1つを完璧に美味しく作る事。
そうすると、
その作り方を応用して作ったお料理も美味しく作れるようになります。
豚バラの炒め方と火を止めるベストタイミングさえ分かれば、
豚バラの炒め物シリーズは全てお肉がジューシーに仕上がります。
玉ねぎのみじん切りができるようになれば、
ニンニクのみじん切りも同じ方法ですし、
ハンバーグ、キーマカレー、ミートソースなど、
いろいろなレシピを作れる事になります。
お料理は1つずつ知識と技術を地道に身につけていくのか一番の近道です。
自己流で限界を感じたら、
マンツーマンやグループレッスンなど、実践型の料理教室に行ってみてください。
先生に質問しまくって、不明な点を明瞭にしてきてください!
その為に私たち料理教室の先生は存在しているのです。
グループレッスンだと質問タイムが時間的に制約がありますが、
マンツーマンでしたら、包丁を使う角度や持ち方など、
分からない事を近い距離感で聞く事ができるのでおすすめです。
私の生徒さんも、
「野菜の切り方に慣れたい」と、
いろいろな野菜をとにかく切るというレッスンを希望される方が多いです。
フォーカスした質問を習得するまで突き詰められるのが、
マンツーマンレッスンの良さだと思います。
疑問を感じているお料理初心者の方、
勇気を出してお料理レッスンに行ってみましょう!!
大丈夫、怒られません!みんな先生は優しいです😀✨
お料理の最短ルート、狙いましょう‼️
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