2024.01.21お悩み相談Q&A・ブログ・料理コラム
タンパク質を摂る重要性!
病弱な生徒さんの食生活を聞いて、
タンパク質量の少なさに驚いてしまったことがあり、
タンパク質の重要性をブログでお伝えしておきたいなと思います。
魚・肉・卵・大豆製品などのタンパク質は、
食材の中で高額になる可能性が高いです。
食費を節約したい場合、
このタンパク質のコストを抑えるべく、
タンパク質をたくさん買わない選択肢を持つ方が多いのは事実です。
筋トレしているマッチョさんだけがタンパク質を摂ればいい訳ではなく、
生きる上でとっても大切な要素なのです!
タンパク質の主な役割は、
体を作る基本の栄養素なので、
酵素やホルモンなど健康を保つ為の体の機能を調整してくれます。
不足すると、
免疫機能低下、抵抗力低下、筋力減少、身体機能低下、
あらゆる病気にかかる可能性が高くなるのです。
毎日元気・やる気が出ない人、
よく風邪をひいたり、体調を崩している人は、
タンパク質が足りていない可能性が高いのです。
「職場で風邪が流行っているから自分もかかってしまった・・・」
確かに職場で菌をもらってしまった可能性は高いですが、
自分の免疫力が高ければ、
例え菌が少し入ってきても、免疫が戦って勝ってくれるはずです。
それを、
「職場の風邪が流行っているせいに責任転嫁」
するのは、いかがなものでしょうか。
他責にする前に、
自分の身体をちゃんと整えなかった自分の責任99%だと思います。
食生活を整えている人はいつも元気ですし、
パワーがみなぎっているので、
体調を崩したりメンタルが崩壊したりする事はあまりありません。
それでは、
摂取するべきタンパク質量について詳しくお話しします。
目標目安は、
30歳男性の場合65g以上
30歳女性の場合50g以上
(あくまで目安です)
「な〜んだ、すぐ食べれる量じゃん!」
と思った方が多いかもしれませんが、
残念ながらタンパク質量は、食材の量と同等ではありません。
例えば、
皮付き鶏むね肉約300g→タンパク質量21g
豚ロース200g→22g
塩しゃけ150g→22g
さば100g→23g
ゆで卵1つ70g→12g
牛乳200ml→3g
納豆50g→16g
生おから100g→6g
木綿豆腐400g→7g
男性の65g以上を目指す場合のタンパク質チョイスは、
・朝ご飯
目玉焼きとシャケ→34g
・ランチ
鶏胸肉の唐揚げ定食→21g
・夕飯
鯖の味噌煮と温豆腐→30g
合計85gのタンパク質摂取となります。
もちろん、
身長やその人の代謝により摂取するべくタンパク質量は異なります。
この食事例はあくまで目安です。
しかし、
こんなに3食しっかりタンパク質を摂っていますか?
タンパク質が足りない場合、
「食事をしたのに満足できない」
「何か食べたりず甘いものを食べてしまう」
「炭水化物中心の食事で食後眠くなる」
「朝起きるといつも疲れている」
「熟睡できない」
「肌にハリがなくなった」
「イライラする」
「病気にかかりやすい」
など、不調の症状が出てきます。
1日に必要な65gを一度で食べて完了という訳にもいきません。
しっかり3食に分散し、
「定期的に栄養入れるから安心してエネルギー使ってね〜」
と身体に語りかけなければいけないのです。
身体は、
栄養がいつ入ってくるか分からない不安定な状態を続けると、
「飢餓になってはいけない!」
と、エネルギーを使う量をセーブし始めます。(代謝量が減る)
そして、筋肉からエネルギーを使い始める為、
筋肉量が減っていきます。
そうすると、
一見痩せていてスタイルが良く見えても、
筋肉量が低すぎて痩せているのに肥満になってしまうという事も珍しくありません。
ふくよかに見えても、
良質な栄養が足りていない場合は身体が飢餓状態になる事もあります。
筋肉量が減ると、
身体は栄養を蓄えないと飢餓になると考え、食べ物(栄養)を蓄積しようとします。
あまり食べていないのに、なぜか痩せず、
ぽっちゃりの方はそのループにハマっている事が多いです。
その場合、少しでも自分の代謝より多くカロリーを摂ったら確実に太ります。
適度に筋肉があり、代謝が回っていると、
ボリュームがある食事が多くても、
しっかり身体がエネルギーにして使ってくれるのでぽっちゃりにはなりません。
よく食べてるのに太っていない人は代謝がしっかりあるのです。
話を戻しますが、
タンパク質を買うお金を月1万円セーブして1年で12万円、10年で120万円。
もし30歳→40歳までセーブして120万円貯金ができても、
40歳で健康診断に引っかかり食事制限・塩分制限・バランスの良い食生活を求められ、
40歳から食に向き合った場合、
おそらく月2〜3万は食費が上がる可能性大です。
1年で24〜36万円、10年で240〜360万円に上がってしまう訳です。
もちろん、自炊なので光熱費も比例して上がります。
今から1年12万円の健康投資を始めるのと、
どちらがコスパいいと思いますか?
料理の知識と買い物の方法次第では、
タンパク質をしっかり摂りつつ節約する方法もあります。
しかし、
タンパク質を十分摂らずに節約するのは、
10年後20年後、30年後の自分の身体を破滅させるレールに乗るだけです。
それでも、タンパク質を節約したいのであれば自己責任だと思いますが、
もしその身体が壊れ始めた時、
人や環境・お給料や会社・誰か・何かなどの他責にする事は、
いい大人としてかなり情けない事だと思います。
何事も他責にする人は、自分のできる事を100%していない人が多いです。
健康管理をしていても病気になってしまう人もいると思います。
しかし、健康管理をしないで病気を待っている事だけは避けていただきたい。
かなりキツめのブログになりましたが、
食事管理次第でいつまでも健康で幸せな暮らしをする事は無限に可能なのです。
そして、
大切なご家族にも美味しく栄養たっぷりのお食事を摂っていただきたいです。
その為には、
「お料理の知識」
「最低限の栄養バランスの知識」
「食費のやりくり」
「スーパーや食材の厳選方法」
が必須になります。
本気で健康に生きる為に、
腹をくくってご自身と向き合ってみてください。
向き合っただけの幸せが必ず手に入ります。
皆様の健康を切に願っています。
New Article
Archive
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月